高山試験地庁舎前の雨量計の掃除

10日から東海地方も梅雨入りしたようで,高山もここ数日は雨が続いています.
昨日1日の降雨量は試験地スタッフによる毎日のマニュアル観測によると54.9 mmとかなりの降雨量でした.
にもかかわらず,高山試験地庁舎前の自動気象観測装置(AWS)では,なんと3.5 mmしか測定されておらず「!?」となりました...
同じような現象が,昨年8月にも起きており,もしやと思い雨量計のチェックを行ったところ,やはり雨量計内部の雨の通り道部分にゴミがつまっていました...
(肝心なゴミつまりの写真を取り忘れてしまったので,庁舎内から10分おきに自動で撮っている写真による作業風景を貼り付けておきます...)
昨年も思ったところですが,やはり定期的なチェックは必要ですね...
昨日の大雨を観測できていないのは残念ですが,早めに気付いて対処できたので,今年の梅雨時期の重要な降雨量を全て欠測にならずに済んだ,と前向きに考えたいと思います.

AWSによるデータ利用時の注意点については,AWS1: 高山試験地庁舎前自動気象観測装置に記載されておりますので,合わせてご覧ください.

高山試験地 助手 丸谷靖幸

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